私どもの施設特別養護老人ホーム「油山福祉の里」は平成9年11月に福岡市より内示をいただきまして、
平成10年12月に福岡市城南区東油山に特別養護老人ホーム定員50名、併設としてショートスティ20名、デイサービス、ケアハウス90名で始まりました。
平成13年にはグループホーム1ユニット、生活支援ハウス11名を認可いただき運営いたしております。
老人福祉の介護ができるのも、堤校区の地域の皆様のご協力と御支援、それと福岡市民、福岡県民、日本国民の皆さんの血と汗と涙の結晶の税金からいただく補助金等の援助があるからこそでございます。皆様には心より感謝いたします。
しかしながら、今後ますます増えていく要介護状態の方々への対応、低収入の方への対応もまだ供給は不十分でございます。
それらの課題に対応していくことも我々の役目と自覚し、リハビリ、生きがいづくり等に力を入れ、地域をはじめ日本国民すべての方々が健康的に暮らせる世の中作りに貢献できることを念頭に入れ頑張っていく所存でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
理事長 草場 春次
当施設は博多弁で「あたりまえのことをすりゃいいったい」を経営理念として掲げ博多の習慣慣習や、それぞれ個人の方たち皆様が今までやっていたことをお年を召されても今までと同じようにやっていただき、いつまでも若々しく心も体も元気でいてほしいという願いを込めて運営しております。
しかしながら、本当にここで最期を迎えて満足していただけたのだろうか?ということを振り返ってみるとまだまだもっと良いサービスが提供出来たのではないかと自問自答する事もあります。
これらの課題に満足な答えが得られますように「また家で生活できる」という目標を揚げて、お年寄りの方々が再度体も心も元気になっていただきたいと思います。そのために「オムツ無い、認知症ない、胃ろうない、車椅子無い」を実践していきたいと思います。