先輩インタビュー #04

体験ご利用者様への対応、新規利用者様への対応(新規評価)、利用者様への身体機能面・精神機能面における個別リハビリ、集団リハビリ、運動機能評価・認知機能評価、運動・動作指導、ADL指導、認知機能維持活動の提供などに関わらせていただいています。

夢みやびでの活動・サービスを楽しみに利用される様子を伺う中で、利用開始時と比べて運動機能面・精神機能面の向上、QOLの向上を目のあたりにしたときや運動の習慣化が図られていらっしゃるなと感じることも多々あります。
ご家族とデイでの様子を話されたり、ご家族が元気に活動されている様子を喜んでくださったりする中で、皆さんの生活の一部に関わらせて頂いていることを大変嬉しく思います。ご利用者様同士の新たな交流が生まれ、活動や運動をお互い声をかけあって励ましあう様子を拝見したり、活動中のいきいきとされた表情や「今日も楽しかった～！」「今日もしっかり運動できた～！」とご利用者様の達成感は何より喜びを感じ、次回のご利用を楽しみに帰られる時の皆さんの笑顔は、こちらが元気を頂いており日々の原動力になっています。

医学の進歩と同じくリハビリ分野での治療法や技術面、評価なども基礎の知識に加えて、常に新しい知識を更新する必要性や日々情報を取り入れる必要があります。
デイサービスでは在宅・入所先での維持的なリハビリでもあり、ご利用者様のモチベーションをうまく引き出し、夢みやびご利用中だけではなく、ご自宅においても運動の習慣化や運動・生活意欲を長期的に維持していただく必要性があること、生活においての身体機能面や生活面での不安の軽減、ご家族の介護負担軽減など、皆さんの運動における目的や目標を明確化し共有する必要があること、チームでの目標の認識と情報共有の必要性がとても重要だと考えます。

もともと運動へも関心が高く、祖父母の入退院などを身近に感じて過ごす中で、身体機能面や認知機能面に興味があり作業療法士を目指して資格取得しました。資格取得後はいくつかの病院勤務を経て、現在に至ります。
病院勤務と違って、長期的に関わらせていただくことになり、ご利用者様やご家族と一緒に目標を掲げて安心して在宅生活を過ごしていただけるように、介護予防や運動機能・認知機能の維持向上の支援をさせていただいています。

皆さんのニーズに応えられるよう、関わる様々な分野での勉強の継続や新たな資格取得、知識を深める機会をより多く設けてスキルアップを図りたいです。個々の生活動作や身体・認知機能面へ適切でより良いサービスを提供できるよう日々アンテナを張って、皆さんのモチベーションを高める引き出しをより多く作っていきたいです。

福祉業界の特徴は対人ということもあり、こちら側の表情や言動一つで相手側の気持ちが大きく揺れ動くことが多々あります。それはとても責任重大で大変であり重要だなと日々戒めるプレッシャーはありますが、それ以上に相手がプラスに動く瞬間が垣間見えた時の喜びはとてもやりがいを感じます。働きながら不安は誰にでもありますが、決して一人で悩んだり、一人で動く・解決する必要はありません。同職種や他部門と目標・情報共有をしながら、相談しあえるチームとして一緒に考え、不安を解消し問題を解決するという、常に皆で支えあえる環境にあります。プラスの効果も小さな喜びも皆で共有できる楽しみもあり、日々切磋琢磨できる環境だと思います。